【道がない】関東ふれあいのみち 三浦・岩礁のみち(神奈川県その1)【フナムシとのふれあい】
ぼこくん、今回は海の方へハイキングへ行ったんだって?
そうなんだよ。海は綺麗で大きかったけど・・・。大変なハイキングだったよ。
関東ふれあいのみちというハイキングコースがあるのをご存じでしょうか。
またの名を『首都圏自然歩道』といい関東地方をぐるりと一周一筆書きのようにつながっているハイキングコースです。
わが地元神奈川県にももちろん『関東ふれあいのみち』があります。神奈川県らしく海岸沿いから始まり丹沢を抜けて相模湖方面で東京へつながる変化に富んだみちです。
あまり大手を振って遠出ができない昨今、地元神奈川を再発見しようとまずは神奈川県のNo.1である『三浦・岩礁のみち』を歩こうと出かけてきました。
- 三浦海岸駅に到着!と思ったらバスがない
- 思いがけず「海鮮」へ
- 松輪バス停からスタート
- 漁港を抜けて海岸へ
- 灼熱の太陽とフナムシ
- 灯台へ立ち寄り
- 見どころその1「剱崎」
- 江奈湾沿いを歩く
- あれ封鎖されてる
- 道がない 暑い
- やっぱり道がない
- まとめ
三浦海岸駅に到着!と思ったらバスがない
品川からなら快速特急で一本です。
もし最終的に三崎港まで行って、お目当てのお店があるならば「みさきまぐろきっぷ」なんか買って行ってもいいかもしれません。
品川からならお食事券・お土産券・京急の電車とバス乗り放題がついて¥3,570円です。
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今回は何も考えず行き当たりばったりでスタート。
まずはバスに乗って「松輪」バス停まで行くと神奈川県の地図に書いてあるのでその通りにします。
しかし、バス停に行って気づく現実。そうです。バスの本数が少ない。
今回のお目当てのバスは1時間に二本しかありません。
バスが出発してすぐにバス停に行ってしまったため約1時間弱ほどバスが来ないという事実。
途方に暮れているところにふと思い出しました。
思いがけず「海鮮」へ
三浦海岸駅といえば、食べたかったものがある!
それは回転ずし「海鮮」。テレビなどに度々出演する有名店です。
最近では「バナナマンのせっかくグルメ!!」で小松菜奈と安藤なつが来店していました。
今回はお昼時前に行ったので並ばずに入れましたが、普段は大行列のお店です。
店内はしっかりと感染症対策がされていて、カウンターは一人ひとり区切られていて、テーブル席は横並びに座らされるという徹底ぶり。
もちろんお寿司は回転してませんでした。
今回は地魚セットとマグロスペアリブを発注。
地魚セットはこの日は鯵・鰯・鯛・鮃の4種類、2巻づつ。
マグロスペアリブはマグロのカマを焼いたものです。
どれも新鮮でおいしかったです。ネタとシャリのマリアージュ。すっと両方いっぺんに入ってくるおいしさです。
マグロのカマもジューシーでもりもり食べてしまいました。
松輪バス停からスタート
というわけで、気を取り直してバスに乗ります。
20分くらいのバス旅。海岸線を通り海を眺めながら、畑の中に入っていきます。
松輪というバス停で降りるのですが、バスの電光掲示板が平仮名で「まつわ」
頭の中では「わたしまつわ。いつまでもまつわ」と永遠にリピートです。
そんな感じで、松輪バス停に到着
この写真でも写っておりますがバスを降りたらまずはコンビニ方面へ進みます。
そうすると関東ふれあいの道の看板があります。
では、まずは間口漁港方面へ向けて歩いていきましょう。
関東ふれあいの道(首都圏自然歩道)コースマップ - 神奈川県ホームページ より引用
漁港を抜けて海岸へ
スタート地点からは畑の間を歩いていきます。
テクテク気持ちいい青空の下歩いていきます。
しばらく歩くと漁港へ到着
水産庁の青い漁港看板を見ると遠いところへ来てしまったなという旅情感がふつふつと湧いてきます。
漁船を横目に漁港をぐるーっと回り込んで進んでいきます。
「えっ?こんなところ進んでいいの?」というようなところに入り込んでいきますが、分かりにくいところには必ずこのような看板がたっているので迷うことはなさそうです。
この階段を登ると本日のメインイベント「岩礁のみち」のはじまりです。
灼熱の太陽とフナムシ
本日のハイキングコースはこのような岩場がメインです。
そう海。海といえば夏。夏といえば灼熱の太陽。
岩場から反射する灼熱の熱線。とにかく熱い。
そして、足元をみると
「キャーーー人間来たー」と走り回るフナムシ達。
夏といえば海!という安易な発想で来てしまいましたが、もしかしたらこのハイキングコース夏には来てはいけないのではないでしょうか。
とにかく熱中症にならないように水をガブガブ飲みます。
灯台へ立ち寄り
灼熱の太陽に焼かれ進んでいくと灯台への分かれ道があります。
こちらはメインのコースではないのですがせっかくなので行ってみました。
三浦半島にはいくつか灯台がありますので灯台巡りなんていうのもいいかもしれません。
難しい漢字で明治●●年建立みたいなことが書かれていたのでかなり古い灯台みたいです。
見どころその1「剱崎」
灯台から元のコースに戻り進んでいくとすぐに名所に到着です。
その名は「剱崎」
「けんざき」とではなく「つるぎざき」と読むみたいです。
剱岳と一緒ですね。
このあとも道なき道を進んでいきます。
このあとも海沿いをズンズン進んでいきます。
そうすると漁港のような場所に出ます。
江奈湾沿いを歩く
いったん海岸線の岩礁のみちから離れて舗装されたアスファルトの道を歩いていきます。
ここらへんには自販機やコンビニみたいなところもありますので水分や食料が足りなくなったらここらへんで補充しましょう。
バス通りでもあるのでリタイヤするならここらへんが良いです。
江奈湾を横目に見つつ、干潟もあって鳥が餌をついばんでいたりと自然豊かな場所だということを感じながら歩いていきます。
そうするとトンネルと登り坂の分かれ道になります。
坂道を登っていき毘沙門天を目指します。
海あり坂ありというのが半島の地形を象徴しています。
あれ封鎖されてる
坂を登ってすこしテクテク進んでいくと道案内の看板がたっています。
あれあれ鎖で進路が封鎖されてしまっています。
この先は農道っぽい感じでしたので今回はあきらめて回り道を進むことにしました。
毘沙門湾の脇を進み、毘沙門漁港へ進んでいきます。
ここも入って大丈夫なのかなと思う道ですが看板があるので安心してグングン進んでいきましょう。
道がない 暑い
ここからまた岩礁のみちを進んでいきます。
ここから「盗人狩り」を目指して進んでいきます。
盗人狩りってすごい名前ですが盗人が怖気づいてしまうほどの崖だとかなんとか。
神奈川県ではすべてのコースでチェックポイントで自撮りの写真を撮って県庁に送ると「ふれあいの道」完歩証明書がもらえます。
今回のコースのチェックポイントはこの盗人狩りです。
それにしてもとにかく太陽が熱い。そして、今までの岩礁のみち以上に岩々しています。
ちょうど潮が満ちてきてしまい手と足をつかってよじ登らなければならないような感じになってしまったので、こちらから盗人狩りにアクセスすることを断念しました。
ライフジャケットなしで海沿いあるくのは落ちたときにちょっと怖い。
というわけで、ここも舗装道路を回り道です。
やっぱり道がない
ゴールの方から回り込んで盗人狩りへ向かうことにしました。
ゴール地点はヨットハーバーになっています。
ヨットハーバーの先に目指す「盗人狩り」があります。
ヨットハーバーの脇を回り込んで進んでいくコースになっているのですが、雑草が天高く生い茂っていてもはや藪漕ぎの状態。道なんてありません。
湾内を見るとウミガメの甲羅がぷかぷか浮いていました。本当に自然豊かなんだなー。
自然豊かすぎてコースが見えない。。。
今回は盗人狩りをめざすのを断念しました。
まとめ
歩いている途中、否、行く前から薄々感じていたのですが、このコース真夏には危険です。
まず、とにかく日差しが遮るものがない海岸線を歩き続けなければならず熱中症の危険が大です。
そして、フナムシたくさん。雑草ボーボー。
でも、冬は冬で海に落ちたらと思うと怖いですね。
潮の満ち引き具合と気温をみて再度チャレンジをしてみようかと思っています。
今回はこの靴を履きました。ソールが滑りにくくゴアテックスなので濡れても安心です。