にっぽんひゃくげざん

のんびり登山日記 絶景+グルメ=ゆーとぴあ

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初テントにおすすめ!白駒池のほとりでテント泊をしニュウに登る


 

8月末に白駒池へ初テント泊に行ってきました。

白駒池はバス停からも近いので初テント泊におすすめです。

テントを買ったら白駒池!みなさんもLet'go白駒池

いつものようにあずさで茅野へ

登山といえば特急あずさ。いつものように特急あずさに乗り茅野駅まで行きます。

白駒池へは茅野駅からバスで行くのですが、事前にバス停の前にあるアルピコ交通の窓口で事前に往復券を買いましょう。すこしだけ安くなりますよ。

茅野駅から約1時間で白駒の池バス停へ到着です。

バスの時刻表はこちら

https://www.alpico.co.jp/access/suwa/

 

白駒池に向かう

 

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白駒の池

バス停を降りるとすぐに白駒の池と書いてある柱が見えます。しかし、ここが白駒の池ではなく約10分ほど歩くと到着です。

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歩きやすい木道

白駒の池まではとても歩きやすい木道が整備されています。そして、両側に広がる苔。

ここを歩くだけでも癒されます。そして、テント泊の重い装備でも安心して歩けるのでテント泊初心者にもってこいの場所です。 

白駒池にテントを張る

テクテク歩いているうちに青苔荘に到着です。

まずは青苔荘に行きテント泊の申し込みをします。

1人900円、そして、板張りのデッキになっているところにテントを張るには追加で900円必要です。

真新しいテントを直接地面に置くのは抵抗があるので、もちろんデッキの上に張ります。こんなところも初テント泊におすすめの理由。

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デッキの上のテント

テントはモンベルのステラリッジテント2を買いました。2019モデルから吊り下げ式になったので、とても簡単に張れます。

 

アライテントとも迷ったのですが、なんとなくアライテントの場合使う前に自分で縫い目に薬剤をヌリヌリしなければならないらしくそれが面倒なので止めました。

でも、若干モンベルより広いようです。

 

 

自分のテントの周りには2つしかテントがなく片方が小学生の女の子とお父さんの親子、もう一方が50代くらいの男女のテントでした。結構すいていて自分のスペースも確保できて快適です。 

 

青苔荘のホームページには「予約が必要です」と書いてありましたが、予約の電話をしたらテント泊の場合は「特に予約はいらないよ」とおばさんに言われました。

青苔荘は「せいたいそう」と読むそうです。最初に「あおのり荘」と読んでしまったために頭の中ではずっと「あおのり」のままです。

そして、青苔荘が初テントにおすすめな理由の一つにトイレがとてもきれいということもあります。夜中に行っても明るいので怖くないです。そして、全く臭くない。

青苔荘【公式ホームページ】

 

白駒荘でカレーを食す

無事にテントも張れて安心したらお腹が減ってきました。まずはお昼ご飯を食べに出発です。

青苔荘でもご飯が食べられるのですが、おしゃれカフェ的料理があるという噂の白駒荘へいきます。

白駒荘へは白駒の池を半周ほど歩くと到着です。時間にして10分かからないくらいです。

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白駒荘

白駒荘はとても新しくて綺麗です。それには、悲しい出来事が関係しています。

2017年大晦日。白駒荘は火事で全焼してしまいます。そして、2018年10月に再建されました。そのため、設備も新しく内装もきれいです。

前回来た時の話はこちら。

galacy-mountain.hateblo.jp

前回来たときはソフトクリームを食べましたが、今回はランチ目的です。

ちょうど昼頃に来てしまったために、若干待ちましたがとてもおいしそうな料理が出てきました。

今回発注したのはこちら。

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自家製野菜のカレーライス

あまり食べたことのない珍しい野菜がたくさん入っていておいしかったです。カレー自体も高級感のある味でおいしい。

そして、スプーンとフォークの形も山小屋らしくていいですね。

にゅうへの道のり ぐちゃくちゃ

お腹もいっぱいになったところで、山登り開始です。

本日は「にゅう」へ登ることへしました。

以前から八ヶ岳の地図を見て気になっていた場所。どんなところか確かめるためにいざ出発です。

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綺麗な森

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白駒湿原

にゅうへの道は最初は木道があったり湿原があったり気持ちいいなと思っていたのですが。。。

だんだん、足元がぐちゃぐちゃぐちゃ。転んだら確実にパンツまで濡れるぐちゃぐちゃです。

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ぐちゃぐちゃな道

そして、岩もゴロゴロしていて登りも意外と急でした。

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岩ゴロゴロ

それでも、大自然の美しさが十分に堪能できる森の中を歩いていくので、癒し効果は抜群だと思います。

キノコなんかも生えていたり。

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キノコにくまちゃんを配置

苔好きや森林浴をしたい人にはおすすめです。稜線歩きが好きな人には物足りないかな。

ニュー にゅう ニュウ?

「にゅう」へ行く道へは道しるべとなる看板がたっているのですが。

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にう

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ニュー

new中山峠?

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にゅう

にう・ニュー・にゅうとバラエティ豊富な表示でどれが正しいのかわかりません。きっとどれも正しいのでしょう。

 

ちなみに「にゅう」の語源は・・・

 

にゅうという変わった山名の由来は、刈り取った稲を円錐形に積み上げる「にう」を語源とする説や、遠くから見た山の姿が「乳」に似ているなど諸説。表記も「にゅう」「ニュウ」「にう」などさまざまです

にゅう|北八ヶ岳の森と大展望を満喫!白駒池からの登山コース3選|YAMA HACK

などと諸説あるようです。

 

きっとどの表記も正しいのでしょう。

 

にゅう登頂

にゅうの看板に悩んでいるうちにいよいよ山頂手前へ到着です。

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にゅうへのビクトリーロード

ここを登りきったところがにゅうの頂上です。

にゅうからの眺めはとてもきれいで360度絶景です。

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白駒池方面

山頂から白駒の池も見えます。こう見ると結構歩いてきた感じがします。

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硫黄岳

火山感がすごい硫黄岳。

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岩の上でたたずんでみる

絶景を堪能したので、下山です。

下山も来た道と同じ道を通って帰りました。

 

よるごはん

下山後、腹ペコなので早速夜ごはんです。

初テントということなので、夜ごはんにはこだわりません!

今回はモンベルのリゾッタを持っていきました。

webshop.montbell.jp

フリーズドライのごはんなのでとても軽くお湯を注ぐだけで完成です。

それでいて味も本格的。今回はガパオリゾッタを持って行ったのですが本格的な味で本当にフリーズドライなのという味です。

意外とこれ一個でお腹いっぱいになりましたが、お湯を沸かしたのでついでにフリーズドライの味噌汁も追加です。

アマノフーズフリーズドライを持っていきました。このメーカーのフリーズドライ味噌汁は具も豊富でたくさん入っていておいしいですよ。そして、具が大きいので食べ応えもあります。

  

 

 

ほしぞら、 え?流れ星

ごはんを食べてのんびりしているとみるみる夜も更けてきました。

まわりに何もない大自然なので本当に静か。

暇なのでライトで遊んでみました。

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ライトでハートをつくってみる

ふと空を見上げると・・・・

 
 
 
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 満天の星空です。目が慣れてくると天の川も見えてきました。

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白駒池方面の星空

ずーっと星空を眺めていると。。。

「きらーーん」

星が流れたように見えました。きっと流れました。

星が流れたとたんうっかり「あっ、流れ星!」とつぶやいてしまいました。

そしたら、横のテントの女の子がお父さんに

「流れ星だって!!」とわくわくして話しかけているのが聞こえます。

おとうさんはめんどくさそうに

「外寒いよー」といって諦めさせようとしています。

テントは布1枚みたいなものなので意外と音が聞こえます。

つぶやきがここまで少女の心を動かしてしまい申し訳ないことをしたなって感じです。

結局、少女は外に出るのをあきらめていました。ごめんなさい。

星を見ていたら眠くなってきたので就寝です。9時前に寝ちゃいました。

おなら

初テント泊でもまわりの環境がよかったのでぐっすり眠ることができました。

朝陽と鳥のさえずりとともにめざめです。

気持ち良い朝です。標高が高いところにくるとどうもお腹がいつも張ってガスがたまるのですが、この日もそうでした。

清々しい朝で寝ぼけていたのですかしたともすかしてないとも言えない「んーー」という音のおならをしてしまいました。

するとどうでしょう。隣の50代くらいの男女カップルが

「おならじゃない?」

「えっ?違うでしょ」

などという声が聞こえてくるではないですか。

やっぱり、テントは音が筒抜けなのです。

ここはおならじゃないと思わせないといけないので、

「んぁーーー」と伸びをするふりをしておきました。

 

あさのお散歩

天気もよく清々しかったので、白駒の池のまわりを散歩してみました。

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水面に映る白駒荘

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日の出

自然の中で寝て、朝日とともに目覚める。テント泊って本当にいいものですね。

その後、朝ごはんを食べてテントを撤収しました。

ボート

帰りのバスまで少し時間があったので、白駒荘まで行ってボートに乗ってみました。

白駒荘にいってボートに乗りたいですというとライフジャケットを貸してくれます。

30分2000円だったかな。

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謎の漂うプロ感

ボートに乗る人はあまりいないのか池の周りを歩いている人から結構パシャパシャ写真を撮られました。

真ん中の方まではスイスイ漕いで行けたのですが、真ん中らへんまでいくとなんだか進みません。流れがないように見えて意外と流れがあるのです。

対岸まで行こうと思っていたのを諦めて戻ることにしたのですが、今度は戻るにも進めません。

どうやら流れに乗って真ん中まで来たようです。意外とボートって大変。

斜めにジグザグジグザグしながらやっとこさもどってきました。

 

充分に八ヶ岳を堪能したので、麦草峠まで下り帰りのバスに乗りました。

茅野の駅ビルでおいしいもの

でも、これで旅はおわりません。

毎回恒例になってきているおいしいもの。出かけたらお土産品を買うよりも現地のおいしいものを食べたい主義です。

今回はこちら。

navi.chinotabi.jp

八ヶ岳オクテット。パン屋さんみたいなのですが、横にレストランも併設しているお店です。

茅野駅前のベルビアという駅ビルの中に入っています。

そして、発注したのがこれ。

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ハンバーガ

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ロコモコ

どちらも蓼科牛を使っているそうです。お肉が本当にジューシーでおいしい。

そして、料理だけでなく空間もおしゃれで満足感も上がります。

ここは茅野に来たら絶対リピートしたくなるお店です。

今度来たらミートボールパスタを食べる予定です。

 

そんな感じで、初テント泊。いろいろ堪能出来て楽しい山旅でした。