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のんびり登山日記 絶景+グルメ=ゆーとぴあ

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【体験記】フォレストアドベンチャーを体験し、箱根湯寮で温泉に入った後、貞女そばを食べる【はこね】

 

箱根にあるフォレストアドベンチャーというアスレチックに行ってきました。

フォレストアドベンチャーは日本各地にあり、名前が表す通りどこも森の中にあるアスレチックです。

本格的アスレチックは初体験なのでドキドキとワクワクが交差する中行ってきました。

今回は

  • どういうアスレチックがあるの?
  • 高いのにこわくないの?
  • 危険性は?
  • 体力無くても大丈夫?

などを中心に体験記をレポートしてみたいと思います。

そのあと、温泉に入ったり街を散策したのでそのことについても書いています。

 

フォレストアドベンチャーとは

フォレストアドベンチャーはもともとはスイスの企業研修用に作られた施設でそれが評判がよいので一般に公開されたのが始まりだそうです。

こんなお遊びで企業研修なんてスイス人って面白いことをやる前は思っていたのですが、実際にやってみると「なるほど」と思える感じもしました。

 

自然の森をそのまま利用してつくられているので自然環境に負荷を抑えて開発をしており、収益の一部を森林整備費にあてる持続可能な森林管理のモデルの実験的施設として運営されているそうです。林野庁の支援も受けたことがあることもあるということです。

確かにフォレストアドベンチャーは森の中にあります。むしろフォレストアドベンチャーはまわりからみると森の中にこんなに大きな施設があるのかなというくらい森と一体化しています。

 

そして、フォレストアドベンチャーの一番のポイントは安全は自分自身で管理するということ。自分の身は自分で守るが大原則です。

最初にハーネスとカラビナの使い方を教えてくれますが、木の上に上がってからはすべて自分でカラビナをひっかけて安全を確保しなければなりません。でも、必要以上に警戒しなくても大丈夫です。安全確保についてはきちんと忘れないようにする仕掛けが考えられていました。

フォレストアドベンチャーとは | 自然共生型アウトドアパーク フォレストアドベンチャー FOREST ADVENTURE

料金はアドベンチャーコースで大人3800円です。

アクセス

箱根湯本駅から無料送迎バスが出ています。無料送迎バスは10分に1本くらいの割合ででていて、箱根湯寮・フォレストアドベンチャー・パターゴルフの共同で運行していました。

無料送迎バスにのって約3分程度で到着します。バスに乗らなくても行ける距離だと思いますが、坂が急なので体力温存のためにバスに乗ることをお勧めします。

まずは説明を聞く

 フォレストアドベンチャーについたらまずは着替えましょう。箱根の場合はフォレストアドベンチャーから30mくら離れたところに更衣室とトイレがありますので、そこで着替えて準備をします。

意外と服が汚れることがあるので服装普段より動きやすいジャージなどを着た方がいいかもしれません。ヒール・サンダルではできませんよ。そして、ロープをつかんだりするので軍手を持っていくこともおすすめします。

そして、トイレは必ず済ませておきましょう。ハーネスを付けてしまうとトイレに行けません。すっきり身軽になってから受付に行った方がよいです。

 

受付を済ませて、集合場所に行きます。集合場所に行くと早速腰にハーネスを付けてくれます。ハーネス*1は係員がつけてくれて、参加者は自分でハーネスを操作するのは禁止です。ハーネスがまさに命綱となるのでしっかりとつけてもらいます。

集合時間は30分おきに設定されており、その回の参加者・数グループで最初にまとまって説明をききます。

ここでハーネスにくっついているカラビナ*2の操作の方法・必ず守るべきルールを教えてもらいます。

 

そして、小さなアスレチックで練習スタートです。

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縄梯子に登る

ハーネスについているカラビナは普通のカラビナと滑車がついているカラビナの2種類あります。そしてハーネスの前の真ん中にリングがついています。

それぞれ色がついていて、アスレチック側のカラビナやリングに同じ色がついているのでその同じ色同士の器具をつなぐことで安全を確保します。

必ず一つの器具はアスレチックと接続されている状態になるので手順さえ間違えなければ安全です。そして、色で視覚的に取り付けるところが分かるので迷うこともないので、すごく安全管理について考えられているなと感じました。

いざチャレンジ

コースは4つに分かれており、それぞれのコースの最後にはジップスライドがあります。

だんだんと高さがあがり難易度も高くなってきます。

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あみを渡る

個人的に難しいなと思ったのがこれです。数か所このような網を渡ったり登ったりすることろがあるのですが、これが意外と歩きにくい。見てる分には簡単そうに見えるのですが、足を乗せ体重を掛けると網全体がたわむので、不安定になります。意外と手と足の力両方使いました。ある程度の腕力はあった方がよさそうです。

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つりばし

木がつるしてあるだけの吊り橋。これは最初は怖そうって思っていたのですが、上に安全を確保するワイヤーがあるので、意外と怖くありませんでした。バランスを保っていけばすいすいと行けてしまいます。そして、高度感も結構あるのですが、ハーネスを装着している安心感と慣れで高さがだんだんと怖くなくなってきます。

でも、この慣れが意外とよくないのです。ここらへんが企業研修につかわれていたのかなと推測できます。リスク管理の研修になりそうです。

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ボルダリング

簡単なボルダリングもありました。

そして、一番難儀したのがこのアトラクション

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吊り輪渡り

電車のつり革みたいな輪っかを渡っていきます。どうバランスとっていいかもわからず油断すると大股開きになってしまたり、クルクル回転したりと大変でした。これもちょっと体力があった方がよさそうです。これをやっている間は顔が必死の形相になってしまうかと思うので、初デートにフォレストアドベンチャーに行くのはちょっとお勧めできないかも。他のも何か所か必死の形相になっちゃうところがありますよ。

 

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楽しみにしていたジップスライド

そして、ジップスライドです。これは本当に楽しかった。スーッと進んでいく爽快感がたまりません。上級者は両手を放してしまうそうです。

なぜだか知らないけど、クルクル回転してしまいます。そして、最後はどーんとお尻から着地をしてしまいお尻が汚れてしまいました。

そこで、手足を回転する方向の反対側に力を入れるようにバタバタさせると回転しないということに気づいてからはきちんと前向きに着地ができるようになりました。手足でバランスをとるのが大切みたいです。

ここに紹介した以外にもたくさんのアトラクションがあります。

いろいろなアトラクションがあってハラハラドキドキで大満足で楽しかったです。でも、全部回り終わった後は若干ひざが生まれたての子鹿のようになり、手の握力もなくなってきたような感じになりましたので、体力的にはこれ以上は無理かなってかんじでした。

 

箱根と言ったら温泉

フォレストアドベンチャーに行ったらこの温泉がお勧めです。

www.hakoneyuryo.jp

箱根湯寮です。フォレストアドベンチャーから徒歩3分で到着するので、温泉とアスレチックをセットで行くのもいいですね。

箱根湯寮はできてからまだ数年だし小田急グループが運営しているのでとてもきれいです。

そして、お風呂ですが箱根七湯の一つである塔之沢温泉をひいているそうです。

無色透明ですこしとろみのあるようなアルカリ性の温泉で肌がきれいになったような気がします。

大風呂だけでなく個室の貸し切り温泉もあるのでゆっくりしたい人にはいいかもしれません。でも、混んでいる場合が多いようなので予約をした方がよさそうです。貸し切り温泉に入った人は浴衣も借りれますよ。

大風呂にはサウナがあり、そこで今話題になっている「ロウリュウ」のサービスもしています。今回初体験してみたのですが・・・。

とにかく熱風がすごい!そして、一気に温度があがるので熱いです。暑くて熱いです。汗がぶわーーーって湧き出てきました。

そして、その温まって火照った体で水風呂に入る。しかも、水風呂は塔ノ沢の水を引いているそうなので天然の冷たさでとても冷たい。

恐る恐る水風呂に入ったのですが、慣れてくると意外と入れて、むしろ気持ちいい。頭の中がスカーっとした感覚になります。これがいわゆるサウナーたちがいう「ととのう」ということなのでしょうか。

箱根湯寮でお昼ご飯

箱根湯寮には温泉だけでなくお食事処もあります。お食事処には売店も併設されていて、アイスやスイーツなど売っているので温泉後の甘味も楽しめますよ。

今回はお食事処に入ってガッツリ食べることにしました。

お食事処はスーパー銭湯にあるような簡易的なものではなく、炉端焼きができるような囲炉裏が各テーブルについたきちんとしたレストランです。

今回はこちらを食べました。

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海鮮チラシと豆乳鍋

旅館で出てくるお鍋みたいに配膳後に火をつけてくれます。

どれもとてもおいしかったです。箱根は山のイメージがありますが、小田原漁港からも近いのでおいしい魚も結構食べられるみたいですよ。

身も心も体も癒されたので、箱根湯本駅前の方に行ってみます。

駅周辺を散策し、箱根名物の「はつ花」へ行く

ちょうど送迎バスが止まっていたので、それに乗って駅前まで行きました。

箱根湯本駅に通じる歩道橋のエレベーターが壊れていたり、川の付近では通行止めになっている道があったりと若干、先日の台風の爪痕が残っていました。

でも、箱根湯本周辺の商店はほとんど台風の影響はありません。登山鉄道はまだ動いていませんが、代行バスもあるので、ぜひ自粛をせずどんどん行ってほしいと思います。

湯本の街をグルグル歩いていたらお腹が空いてきたので夜ごはんにします。

行ったのはお蕎麦屋さんの「はつ花

旧館は早川沿いの橋の近くにあるのですが、今回行った日はお休みだったので、そこからもうすこし先の新館の方へ行ってきました。

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貞女そば

はつ花といえば貞女そばです。とろろがしっかりとした粘り気があります。

そして、そばですが、水を使っておらず自然薯とたまごだけで作っているそうです。そのためか、歯ごたえがしっかりしています。そば汁もカツオ出汁がとてもきいていて上品な味です。

箱根に行ったら絶対に食べてほしいお蕎麦です。結構混んでいるんで並ぶことになることもあるかもしれませんが並ぶ価値は絶対にありますよ。

 

フォレストアドベンチャーにいってみて

フォレストアドベンチャー大自然のなかにあって森の癒し効果もありつつ、アスレチックで体全体をつかって楽しめてとてもいいところでした。

若干力が必要なところもありますが、頑張ればなんとかできるかなっていう感じです。それに安全対策はしっかりしているので、安心してたのしめます。

でも、今回はそんなに混んでいませんでしたが、混んでいるときにアスレチックの上で後ろにウェイウェイいう人たちがきて急かされたらちょっと心配だなと思いました。

自信のない人はスタートを最後にしてもらうとか、コースの途中で地上に降りるところもあるのでそこで先を譲ったりすれば、安心かなって思います。

スリルがとてもたのしくてデートやみんなでワイワイ楽しむのにおすすめですよ。特に箱根はそのあとすぐに温泉に行けるので、ぜひ行ってみてください。

お題「もう一度行きたい場所」

 

 箱根のあとに小田原訪問もいいですよ。

galacy-mountain.hateblo.jp

 

*1:ハーネスとはロッククライミングなどのときに着ける安全ベルト

*2:カラビナとは開閉できる部品(ゲート)がついた金属リング・