台風で山に登れないので白馬村を散策
白馬岳に登ろうと栂池に行ったものの見事に台風到来。
登れそうな気もしないでもないけど、突風で吹き飛ぶのも嫌なので
白馬村に向け旅立ったのでした。
木流川
栂池高原からタクシーで八方バスターミナルへ向かったものの、帰りの列車の時間までまだまだあります。
どうしたものかと白馬村MAPを見ていたら、近くに散策路があるではないですか。
早速行ってみることにしました。
バスターミナルから栂池方面に5分ほど歩くと『木流川散策路』のスタートです。
最初のうちは田んぼの真ん中をテクテクあるいてthe田園風景って感じです。
コースの分かれ道には必ず立て札が立っているので迷うことはありません。
しばらく進んでいくと散策路は川沿いに進みます。
なんとも清々しい渓流歩きです。
このような気持ちの良い渓流沿いのコースが30分ほど続きます。
そうして歩いているうちに、あっという間に白馬駅の方まで来ました。
和歌の道
白馬駅の手前で、渓流歩きは一度終わってしまうのですが、駅を挟んで反対側にも同じように川沿いの道が続いています。
ここから先の道は『詩の小徑』と呼ばれているらしく、木々に和歌が吊り下げられていました。
なんとも趣深い和歌がたくさんでしたよ。
先ほどから歩いている川の名前「木流川」
その昔、山で切った木を川に流して運んでいたからこう呼ばれているようです。
この小道をしばらく行くと、川魚の養殖場があり、その先にいま割と有名になっている吊り橋がありました。
吊り橋
その名も大出の吊り橋というそうです。
この風景はネットとかで見たことあるのではないでしょうか。
本当は後ろに北アルプスの絶景が見えるはずなのですが・・・・。
心の目で、見てください。
この吊り橋を眺めることができる展望台があるのですが、そのすぐ後ろに何とも気になる名前の喫茶店がありました。
その名も『カニミート』(ただしくはカミニート。神のニートか?)
え?蟹肉か何か?蟹工船?とかおもっていたのですが、なかなか結構素敵な喫茶店なようです。
週末だけに営業していて、電気ではなくランプの光と自然光で明かりをとっているそうです。
きっとダンディな大人にぴったりなお店なのでしょう。
おいしそうなお店
展望台から下山して、吊り橋周辺をテクテクあるいているとおいしそうなお店を発見。
古民家カフェかっぱ亭。
信州サーモンを使った料理とかが看板に出ていておいしそうでした。
迷うことなく突撃!したのですが、満員で結構待ちそうでしたので、断念しました。
今度は行きたい。
八方ラーメン
気を取り直して駅までもどり、駅からバスで八方バスターミナルまで戻りました。
バスターミナルにて腹ペコなら行くところはただ一つ。
『温泉ラーメン八方美人』
白馬に来るたびに行ってしまう八方ラーメン。
『theこういうのでいいんだよラーメン』
オーソドックスなラーメンでさっぱりしていておいしいです。
若くないからこってりラーメンよりあっさりラーメンの方が好きです。
麺に八方温泉を練りこんでいるそうです。
八方温泉
まだまだ、時間があるので八方温泉も満喫です。
ここは大体いつも混んでいるのですが、天気も悪く時間も早かったおかげですいていました。
天気が良ければ露天風呂から雄大な北アルプスの姿が・・・見えるはずなんですけど。
こういう日もあります。
湯上りのあとはもちろんコーヒー牛乳を飲みました。
おんせん饅頭
温泉といえばもちろん温泉饅頭。八方温泉にもあるんです。
黒糖の皮でもっちりしていてアンコもお上品でおいしかったです。
そんなこんなで、山には登れませんでしたが、「わたし、何やってんだろう」とくじけることなく麓を散策しても、結構楽しいものを発見できると分かった旅なのでした。
番外:栂池高原の おいしいもの
栂池高原につくととりあえず吸い込まれるように行ってしまうここ。
そして、今回発注したのが
ワイルドでおいしい味がしました。
真冬にもやっているので、スキーの後にもいいんじゃないかと思います。もちろん登山のあとにももってこい。