新宿からバスで千畳敷カールにスノーシューに行く(日帰り)
千畳敷カールでスノーシューやソリで遊んできました。この上ない絶好の登山日和で雄大な景色を堪能できました。
バスタ新宿からバスに乗る
車をで山に行くということに対して恐怖しか感じないために、大体公共交通機関を使って登山へ行っています。
そして、大体は電車(特急)を使って行けるところばっかり言っていたので、今回は趣向を変えてバスにて旅立つことにしました。
東京発バスといえば、もちろんバスタです!バスタは本当にいつ行っても混んでいますね。みんなそれぞれの希望を胸に旅立つっていう感じもなかなか好きな雰囲気です。
しかし、一つだけ問題があります。バスタのトイレはいつも混んでいる。男女両方とも混んでいるのですが、女子にいたってはアミューズメントパーク並みの行列をしていました。
なので、事前に新宿駅とかでトイレを済ませてくるのががおすすめです。
駒ヶ根バスターミナルから駒ヶ根駅
若干の渋滞があったものの、スムーズに駒ヶ根バスターミナルに到着です。
木曽駒ケ岳にバスで行くにはどうやら駒ヶ根インターバス停で降りて、
路線バスの女体入り口(すごいバス停名)で路線バスに乗り換えるのが一般的なようですが、今回は駒ヶ根バスターミナル行きのバスに乗りました。
というのも、高速バスと路線バス・ロープウェイがセットになった『千畳敷カールきっぷ』というのがあるようなですが、
このきっぷ、事前にバスタまでに発券に行かねばならないようなのです。
田舎民としてはわざわざバスタまでにいくのもなぁーと思ったのでこの件を買うのをやめました。
で、調べた結果、駒ヶ根バスターミナルでロープウェイ付き往復券が買えるということがわかり駒ヶ根バスターミナル行のバスに乗りました。
そして、駒ヶ根バスターミナルに行くメリットのもう一つとして、路線バスの始発である駒ヶ根駅まで徒歩三分ほどで行くことができます。
そうすると、くねくねの山岳道路もゆったり座っていける確率があがります。
でも、今回はバスはそんなに混んでいなかったので、どのバス停からでも座れましたが。。
路線バスからロープウェイ
山岳道路を走り、しらび平にたどり着きます。山岳道路だけあってかなりの登りとかなりのカーブを通過してきました。酔いやすい人にはつらいですね。
しらび平駅でロープウェイに乗ります。混雑することで有名なロープウェイですが、ここでもスムーズに乗ることができました。
ロープウェイで揺られること約七分半。千畳敷駅に到着です。
ここはなんでも日本一標高の高い駅だそうです。標高2612メートル
まずは、ホテルの方に行かずにそのまま千畳敷カールへとでました。
千畳敷カールでスノーシュー
外に出た途端に目に入る絶景。あこがれの千畳敷カールです。
どの山のカールもそうですけど、得も言われぬ絶景に言葉を失ってしまいます。
千畳敷カールはすぐに目に飛び込んでくる宝剣岳の荒々しさとカールの雄大さの対比がとても魅力的だと思います。
カール内では滑落停止の訓練をしていたり、カール内をスノーシュー体験していたり山スキーしたりと人それぞれ楽しんでいました。
千畳敷カールないは普段は簡易リフトを設置してスキー場になるらしいのですが、今年は雪が少ないそうなので、リフトは設置していませんでした。
今回の目的はスノーシューで絶景を堪能ということなので、千畳敷カール内を思う存分スノーシューで堪能しました。
カールの一番奥にある急坂:八丁坂をピッケルで登っている人たちがいたのでスノーシューで、チャレンジしてみましたが半分くらい登ったところで恐怖しか感じなかったため登るのを断念しました。
その後、そりを使って滑ってみたものの、雪質が柔らかすぎてズボズボ埋まる。それでも、埋まる感じもなかなか楽しかったです。
カフェのすばらしさ
遊び疲れたので、千畳敷カール内のカフェへ移動。
その名も2612Cafe
いろいろおいしそうなメニューがあるのですが、個人的なおすすめはホットドックです。
とにかくソーセージがでかい!そしてジューシーでおいしい!大満足です。
あまりにおなかがすいていたので写真を撮るのを忘れました。
カフェからは南アルプスが一望できます。
むかーしに登った北岳なんかも見えたりして懐かしい気分になりました。
その時のお話はこちら 【2015年7月】 北岳に登った話 - にっぽんひゃくげざん
そして、南アルプス越しに富士山のてっぺんだけが見えます。
山の上に山が見える。結構珍しい光景です。それだけ富士山が高いってことなんですね。
カフェで一服した後、また少しカール内で遊んでから下山しました。
下山後の楽しみ:明治亭
ロープウェイで下山し、バスで女体入り口バス停で下車しました。
普通ならばここで駒ヶ根ICバス停から帰宅ってところですが、
今回は本日のメインイベントがあるのです。
本日のメインイベントはこちら!
ソースカツどんで有名な明治亭です。
ここのカツ丼を以前から食べたくてやっと念願がかないました。
あこがれのソースカツ丼は文句なしにうまい!おいしいじゃなくてうまい!
衣サクサク肉はしっとりジューシーでおいしかったです。
明治亭はどうやらソースに並々ならぬこだわりがあるようで、駒ヶ根という地で自家製しているソースに誇りを持っているようでした。
歩いて駒ヶ根バスターミナルへ
念願のカツ丼を食べた後、時間があったので、駒ヶ根バスターミナルまで歩いていくことにしました。
駒ヶ根の空気はとても清々しく、空気が澄んでいておいしい。
そして、ちょうど今、四月下旬が桜のシーズンのようでとてもきれいな桜が咲いていました。
以前、めざましテレビで放送していたのですが、長野の人は横断歩道で必ず止まってくれる説。
本当にどの車も横断歩道に立っていると止まってくれました。4回中4回止まってくれました。こっちでの横断歩道を無視して通り過ぎていく車に慣れていると、長野の人の優しさに感動さえしてしまいます。
そんなことで、長野での一日を楽しみ帰路についたのでした。