にっぽんひゃくげざん

のんびり登山日記 絶景+グルメ=ゆーとぴあ

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【湯河原温泉】源泉上野屋に泊まって何もしないを楽しむ日【泊まって止まって泊まるだけ】

湯河原温泉の源泉上野屋に行ってきました。
由緒正しき温泉旅館という言葉が合う上野屋さん。
建物は千と千尋の神隠しのような忍者屋敷のような建築様式が歴史を感じさせます。
そして、旅館名にあるように敷地内に源泉があるので良質のかけながしの温泉の入浴することができます。
いつもは旅に出ると忙しく慌ただしくいろいろ詰め込んでしまいますが、今回は温泉旅館を楽しむだけということをテーマに行ってまいりました。

 

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【水墨画のような渓谷】初秋の昇仙峡をねり歩く【岩石大行進】

先日、初秋の昇仙峡に行ってきました。
昇仙峡という名前は何度も耳にしていましたが、実際に行ったことなかったのでどんなところだろうと以前から興味津々。
というわけで、今回は日帰りで昇仙峡散策して、ついでに甲府周辺も歩いてきました。

 

電車とバスで昇仙峡へ

 公共交通機関で昇仙峡へ行くには電車とバスを乗り継いで行くことができ、
昇仙峡行きのバスは甲府駅の南口のバス停から乗ることができます。

 

今回も颯爽と特急あずさに乗って甲府駅までやってまいりました。事前に計画していたので、もちろんえきねっとの『お先にトクだ値』を利用してお得な料金でやってまいりました。

特急あずさ1号

新宿7:00発→→→→→甲府8:27着

路線バス

甲府駅南口9:15発→→→昇仙峡口9:44着

今回はこのような道のりでいってきました。

1本あとの特急あずさや特急かいじでも間に合うのですが、紅葉シーズンになるとバスに乗る方がたくさんいるので、早めについてバス停に並んでいると座っていくことができます。
この日はバスが2台やってきましたが、全員は座れず2台目のバスは満員一歩前というくらいの混み方でした。

そして、昇仙峡行き乗り場の近くに山梨交通のお姉さまが立っているので、そこでバス券を買えます。

バスに揺られて30分弱、昇仙峡口に到着です。昇仙峡をのんびり散策する方は昇仙峡口で降りましょう。

 

昇仙峡をねり歩く

昇仙峡口のバス停のすぐ前では柿がたくさん干されていて、すっかり秋を感じますね。バス停からテクテク歩いていくと、とても古い橋があります。長瀞橋という名前の橋で、大正時代に建造されたとか。歴史を感じる橋です。

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国立公園

意外と昇仙峡も国立公園の一部のようです。

この国立公園の標識を左に曲がると昇仙峡の散策道になります。紅葉シーズンになると車が通行止めになっているので、安心して歩くことができました。

また、この道はずーっと舗装されているのでスニーカーで大丈夫。むしろスニーカーの方が歩きやすい。ガチの登山装備の人とかもたまにいましたが、昇仙峡を散策するだけなら普段着でOKです。気温はすこし低めなので割と暖かい格好をしていきましょう。

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昇仙峡の道

散策道はずーっと川に沿っているので、歩きながらせせらぎの音を楽しむことができます。11月初旬だったので、紅葉はまだそこまで色づいてはいませんでしたが、それでも、自然のいい香りと川のせせらぎのマイナスイオン効果でとても癒されます。

 

岩のオンパレード

昇仙峡にはたくさん岩があります。へんてこな形の岩がたくさんあるのですが、20個くらいの特徴的な形の岩に名前が付けられています。

中には「え?」って感じのものもありますが、「うん、納得!」というものもけっこうありました。

これは何に見えるでしょうか?

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猫岩

猫岩と名付けられていましたが、どうやら猫が水面を覗き込んでいるように見えます。確かにみえるかも。

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名のある岩たち

左から順番に大仏岩、猿岩、天狗岩です。大仏岩はなんとなく大仏っぽい。
他にもいろいろありますので、「これはあれだっ!」など楽しみながら歩くのもいいかもしれません。名のある岩の近くには名前の書いた札がありますので、なんとなくわかると思います。
どうしても全部見つけたい人は、ホームページで予習してからいくといいですよ。

www.shosenkyo-kankoukyokai.com

 

仙娥滝

昇仙峡の岩々を楽しんで歩いていくとだんだん道が細くなってきます。そうしているうちに石門といわれる石でできた門にたどりつきます。

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石門 ※出典:昇仙峡観光協会

この岩は実は下の岩で支えられているわけではないのです。近くで見たら本当に岩と岩の間に隙間がありました。

石門を過ぎると、滝が見えてきます。

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仙娥滝(せんがたき)

滝に虹がかかってますね。なんだか縁起がいいですね。仙娥滝の仙娥とは中国神話で月に行った女性:嫦娥って人のことで、また、月を意味するそうです。なんでこの名前がついたんでしょうか。
滝の流れが豪快で癒されるというよりかは目が覚めるようなイメージですが、この雄々しい流れもまた見どころだと思います。

ここを過ぎると結構長い階段の登りになります。意外と疲れる。
登りきったところに、小さいお土産物屋さんがあったり、甘味が食べられたりするところがありました。
ちょうどお昼時前くらいになって腹ペコになっていたので、ご飯をたべることにしました。

 

ほうとうを喰らう

今回はお土産物ストリートの終点付近にある「橋本屋」というお店で食べることにしました。昇仙峡の遊歩道沿いには何件かお店があるのですが、ほとんど閉まっていました。また、ここから先のロープウェイ方面に進んでいくと何件かオシャレな感じのお店も数店ありました。なので、ランチを食べるには昇仙峡口か仙娥滝を登った先のどちらかになります。

今回入った橋本屋さんはテレビの取材の方がたくさんいらっしゃっているようで、写真がいっぱい飾ってありました。

山梨に来たので地元の名物を食べなきゃということで、「ほうとう」と「鳥もつ煮」を発注。

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ほうとう

鳥もつ煮はあまりにも腹ペコすぎて写真を撮らないで食べちゃいました。鳥のいろんな部位のもつが入っていておいしかったです。卵になりかけの部位がさすがB級グルメっていうかんじのおいしさでした。

そして、このほうとう。きのこや山菜など山の幸がたくさん入っています。地産地消って感じでうれしくなります。そして、かぼちゃがとても大きくて食べ応えがあっておいしかった。お芋もサツマイモとジャガイモ2種類入っていてなんだかお得感。
味噌のやさしい味と太めのうどんがとてもマッチしていて無言でモグモグ食べてしまいました。おいしかった。

 

甲府へ下る

予定ではこのあとロープウェイに乗るつもりでした。しかし、ロープウェイ駅までいってみると、びっくり!大行列になっているのです。紅葉のピークでないのにこの行列なので、ピーク時にはどんな行列になるのでしょうか。
ロープウェイに乗るならば、朝早くか、シーズンを外して来ないといけませんね。

ということで、昇仙峡散策はここまでにして、甲府へバスで戻ることにしました。

予定より早く甲府へもどってきたので、どうしようと考えて駅の地図を見てみると面白そうなところを発見!そこを目指すことにしました。

 

武田神社へ徒歩で行く

地図で見つけたのは、武田神社。山梨といえば甲斐、甲斐といえば、甲斐の虎武田信玄。その武田信玄を祭っている神社だそうです。そして、神社の建っている場所こそ「人は石垣、人は城、人は堀」でおなじみの躑躅ヶ崎館の跡地。
人は石垣、人は城、人は堀とかいうと人を盾にとって自分を守っているのかなって思ってしまうのですが、人の力がなくては城や石垣が無くても意味がないということらしいです。
実際、武田神社には小さな堀などはありましたが、天守閣のような大きな石垣はありませんでした。
でも、実際は躑躅ヶ崎館の裏手には山城などがあり、ちゃんと防御態勢もできていたそうですよ。

そんな武田神社甲府駅北口から歩いていくことにしました。甲府駅から武田神社まではまっすぐ伸びる道があるので、迷うことなくたどり着くことができます。
ただ一つ誤算だったのが、ゆるーい登り坂だったこと。山梨大学の前を通過し、えっちらおっちら30~40分くらいかけてたどり着きました。

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武田神社

神社自体は割と大き目な神社で、宝物殿なんかもありさすが武田神社って感じです。今回は行きませんでしたが、武田神社前には博物館もありました。刀剣とか戦国とか好きな人にはいいところかもしれませんね。

武田神社で歴史を感じ満足したので、また甲府駅方面に戻ります。もちろん帰りはバスです。30分に1本程度の割合で出ています。

 

甲府駅前のオシャレタウンでパフェを食べる

甲府駅北口を出て、東京方面へ少し歩くと甲府夢小路というオシャレな街並みがあります。ワインやハンバーガー屋さんなどオシャレな蔵造りの建物の中に色んなお店が並んでいます。その中に桔梗信玄餅の会社の甘味処がありました。黒蜜ときな粉にこだわりをもつお店だそうで、どれもおいしそう。そして、トッピングに信玄餅がのっているというこだわりよう。

今回はパフェを発注しました。

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パフェ

クリームたっぷりですが、程よい甘さでおいしかった。信玄餅やきな粉棒みないなものがいろいろのった和風パフェ。これは頼んでよかったって感じです。

パフェを頼んだ後、時間がまだ少しありましたので、甲府城を見学してから帰路につきました。

 

日帰り旅行におすすめな甲府

甲府は個人的には南アルプスに行くための通過点のような感じでいましたが、日帰りで散策するにもよい場所だと思いした。
今回はいけませんでしたが、小作というほうとうがおいしいお店だったり、ちょっと足を延ばすと温泉があったりしていろいろ楽しめると思います。

ぜひ機会があったら昇仙峡や甲府を散策してみてはどうですか。

 

【ハイキング気分で】電車とバスで霧ヶ峰を練り歩く【ボルシチ】

ゆるりとハイキングがしたくなり霧ヶ峰まで行ってきました。

霧ヶ峰は都内からのアクセスも良く自然豊かで四季折々の美しい景色を楽しめておすすめです。

霧ヶ峰といえば三菱エアコン霧ヶ峰を連想しちゃいますが、晩秋ということもあり、温度設定が細かくできないエアコンのごとく冷風が吹き付けてきました。

夏のさわやかなイメージとは一味違う枯れ野原の寂しささえ漂う晩秋の霧ヶ峰をたっぷりハイキングしてきました。

無計画で行ってしまったため、思いがけずハードハイキングになってしまいましたが、それはそれでいいのです。

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